当協議会、幹事会員のHeartseed株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:福田 恵一)は自社が開発を進めている iPS 細胞由来再生医療に関して、免疫抑制剤が不要となる「自家 iPS 細胞由来再生心室筋細胞移植による難治性重症心不全治療法の開発」が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「再生医療・遺伝子治療の業化に向けた基盤技術開発事業 (再生・細胞医療・遺伝子治療産業化促進事業)」に採択されたことをお知らせいたします。
【本採択事業の概要】
研究開発課題名: 自家 iPS 細胞由来再生心室筋細胞移植による難治性重症心不全治療法の開発
研究開発期間: 2023 年 9 月~2026 年 3 月予定
【Heartseed 代表取締役社長 福田恵一のコメント】
「この度、自家 iPS 細胞を用いた心筋再生医療の事業化に向けて AMED の支援を受けることができ、大変喜ばしく思っております。
iPS細胞は患者様ご自身の細胞を使うことができる点で優れており、自家 iPS 細胞治療の実現は私の長年の想いです。
様々なドナーから安定して高品質の心筋細胞を作製する技術を完成させ、本治療を世界中の患者様にお届けできるよう、引き続き尽力して参ります。」
詳細は下記PDFをご参照ください!
https://heartseed.jp/news/assets/2023/09/c21463c9285f66c7110a159e24153e064134d4c4.pdf
【Heartseed 株式会社について】
Heartseed は心筋再生医療の実現化を目指して、2015 年に設立されたバイオベンチャーです。iPS 細胞から高純度の心室型心筋細胞を作製する技術、移植技術や iPS 細胞の作製方法など、心筋再生医療の普及に必要な多数の独自技術を有しています。2021 年6 月にデンマークに本社を有する大手製薬企業 Novo Nordisk 社と HS-001 の開発・製造・販売に関するライセンス契約締結を発表しております。
これまでに 「Japan Venture Awards 2021」 において「科学技術政策担当大臣賞」を、「大学発ベンチャー表彰 2021」において「文部科学大臣賞」を、Asia-Pacific Cell & Gene Therapy Excellence Awards (ACGTEA) 2022 において Most PromisingPipelines Award を、特許庁主催「第 4 回 IP BASE AWARD」のスタートアップ部門においてグランプリを受賞しています。