独立自尊のイノベーション活性化を

設立趣旨

2015年の学校教育法の改正により、大学の責務として研究と教育に加えてイノベーションが加わりました。そこで次世代をにない社会の変革を起こせるイノベーターの育成と大学発ベンチャーの奨励が急務となっています。

我々医学部でも2016年より前岡野栄之医学部長の指導のもと、知財産業連携タスクフォース(委員長:坪田一男)が組織され、健康医療ベンチャーアワードの創設や、定期的な産業連携講演会、大學院副科目“健康医療イノベーションの開設など、さまざまな活動を通してイノベーション活性化をはかっています。

幸い医学部発ベンチャーも我々の調査では21社を数えるまでになりました。義塾でもオープンイノベーション整備事業を通して大学としての取り組みを開始しており大変ありがたく思っています。一方大学にすべてをまかせるのではなく、福沢先生の独立自尊の考えのもと我々自身が自主的に行動しなければならないと感じています。そこでこの度、循環器内科の福田恵一教授と協力して慶應医学部発ベンチャー協議会を立ち上げ、ベンチャーエコシステムの醸成を目標に、我々自身の学びの場を作るとともに大学や社会への発信をしていきたいと考えております。

代表 坪田一男

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