株式会社OUI 令和5年度全国発明表彰で未来創造発明賞を受賞

眼科学教室の清水映輔が代表取締役を務める、慶應義塾大学医学部発ベンチャー協議会会員のOUI Inc.(ウイインク:株式会社OUI)の主力製品「Smart Eye Camera」が、令和5年度全国発明表彰において、未来創造発明賞を受賞した。

全国発明表彰は、大正8年(1919年)の第1回帝国発明表彰にはじまり、文部科学省、経済産業省、特許庁、世界知的所有権機関、日本経済団体連合会、日本商工会議所、日本弁理士会、朝日新聞社の後援により、優れた発明・意匠を完成した者、発明の指導・奨励・育成に貢献した者等を顕彰することにより発明の奨励・育成を図り、我が国科学技術の向上と産業の振興に寄与することを目的に開催している。

本塾でも2009年に「メタボローム測定装置の発明:特許3341765号」で発明協会会長賞・発明実施功績賞を受賞している表彰である。また、皇室の発明奨励に対する特別の思召により毎年御下賜金を拝受し、最も優れた中小・ベンチャー企業、大学及び公設試験研究機関等の研究機関の発明・意匠の完成者に未来創造発明賞等を贈呈している。

今回、OUI Inc.のSmart Eye Cameraは「スマートフォンを活用した眼科診断のための近接撮影用装置の発明(特許第6627071号)」という発明の名称で、その技術力と革新性が認められ「未来創造発明賞」の受賞となり、常陸宮正仁親王より表彰状が授与された。本発明は、世界の失明者数を半分に減らすことを目標に開発された発明であり、今後のさらなる普及、発展が期待される。

関連ページ:詳細は公益社団法人発明協会のホームページより確認可能である。
http://koueki.jiii.or.jp/hyosho/zenkoku/2023/zenkoku_jusho.html

 

 

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